ネットに数多く存在するページのなかから、このページをご覧くださり本当にどうもありがとうございます。臼村と申します。よろしくお願いいたします。
表現するという行為は、老若男女にとってかけがいのないものであり、人生通してともにあるべきもの。創造する人、学ぶ人、途中で立ち寄る人、伝える人、アーティストを支援する人、すべてが渾然一体となったコミュニティ、それがもくもくアート会です。
AIの台頭で私たちの働き方は変わり、「創造性」が重視される社会になるといわれています。そうは言っても、実際の社会ではまだ「表現」にいそしむ人は少ない。やり方を忘れてしまっていたり、作品として成立させるための技術力がネックだと思ってしまったり。今後の未来を見据え、仲間とともに淡々とアート活動にまい進したいという想いでスタートしました。
私自身、アート活動にまい進する時間が作れずストレスになることがあります。気合いでなんとかするのは苦しいし楽しくない。だったら場を作って、強制的に制作モードになる時間を作ろうと考えたのが、もくもくアート会を始めたきっかけでした。
ご縁があってアートグループ展を企画・運営させていただく機会に恵まれ、その過程でさまざまなアーティストと出会い、一人ひとりが仕事や家庭とのバランスを保ちながら、真剣に創作していることを目の当たりにしました。
しかしアーティストの新陳代謝は激しく、継続して創作できる人は多くありません。創作できない年月ができてしまったり、数年後に連絡をとると、アート活動をやめてしまったり。私自身も何度もその一人になりかけたことがあります。
もくもくアート会を始める直前も、絵を1枚も描けない状態に陥っておりました。新しい技術を習得するために訓練の時間を作りたかったのですが、ついつい先延ばし…。その状態が続くと「描けない」という精神的なストレスものしかかってきます。実際以上に深刻に捉え、どんどん追い詰められていきました。
情熱で乗り切れればすばらしいことでしょう。けれども私は専業アーティストではないこともあり、情熱だけでは難しいというのが正直なところです。けれども情熱がない人がアートをしてもよいはずですし、それどころか一人ひとりが創造する「表現時代」がやってくると考えています。
今までたくさんの方に出会い支えられてまいりました。今度は、私自身が「誰かが表現する」「誰かが制作をつづける」「誰かがアートを始める」きっかけや仕組みになることができればともくもくアート会を始めました。もちろん私自身も「誰か」のひとりになるつもりです。
もくもくアート会では、各自のモチベーションとなるような仕組み(発表会・プロモーション)なども必要に応じて展開していく予定です。ぜひご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。
オーガナイザー 臼村さおり (2017年7月22日)
〈臼村さおり USUMURA Saori プロフィール〉
埼玉県出身、アッタカラーの代表。癒しビジネスで自己実現したい方をサポートする見本市イベント「癒されモール」主催、男性向け占いスポット・新宿「未来」運営、イベント請負など。現在は、社会人向け読書会「東京読書交換会」や、アートイベントのオーガナイズなどをしている。自身も画家として活動中である。