つぶつぶ世界

画家・臼村(うすむら)さおりは世界が つぶ でできていると考える。

つぶのかたまり、配置や重なり、動き方や密度、すべてが世界を形作る。だからつぶで世界を表現する。

化学や物理学の発展で、世界が本当につぶでできていることは、あたしたち誰もが知っている。

けれども実際に世界をつぶでみていることはほぼない。だから、つぶで描かれた臼村のアートは抽象画。

抽象画だからこそ表現したい世界、祈り、伝えたい想いはあるけど、主張はなくまた解釈は鑑賞者にゆだねられる。

臼村自身でさえも、同じ絵を毎日違う気分で眺め、違うものがみえると語る。

絵画などのビジュアルアートは、言葉を媒介にしないので世界に伝わるが、共通の美意識が必要とされる。

果たして、つぶは世界に伝わるのであろうか。

それはきっと、熱量と技術、さらには想いの量によるのであろう。

今後に期待したい。 2018年10月6日

 

臼村さおりからのメッセージ

(作成中)